2016年10月25日火曜日

クロード・ルルーシュ監督 「男と女」デジタルリマスター版・「ランデブー」














映像と音楽は最高
「男と女」

 先日、恵比寿ガーデンシネマに往年の名画『男と女』(クロード・ルルーシュ監督、1966年フランス)、そして幻の短編映画『ランデブー』の二本立て(1本の映画料金なのですが?)を見に行ってきました。

 フランシス・レイ作曲のボサノヴァ調のテーマ音楽“”ダバダバダ♪“”は今や映画音楽のスタンダードナンバーとして知らない人がいないくらい有名ですね。
 映画はデジタルリマスターされていて、ほぼ50年前の映画とは思えないくらいにリフレッシュして美しく鮮明な映像に仕上がっています。
 まず感心するのがオープニングの美しさ……。これはドーヴィルの港を広角レンズで撮影したのでしょうか、ほどよいパースペクティブが心地よい奥行きを生みだしています。
 その後も海辺のシーンがたびたび出てきたり、野原を馬に乗って走るシーンが出てきたり、ヨットで海に出るシーンが出てきたりするのですが、とにかくカメラワークが自然でセンス満点です!
 また映画の中で現実のシーンがカラーで、回想のシーンがモノクロやセピアでというようにモンタージュ効果が多用されていますが、これもなかなか効果をあげています。

 映像も音楽も雰囲気も最高で、加えて二人の主役アヌーク・エーメの凜とした美しさやジャン・ルイ・トランティニャンのダンディな佇まいも悪くないのですが、いかんせん肝心のストーリー展開や内容そのものにはもう一つ感情移入できませんでした……。

 二人とも伴侶を事故で失っていて、寄宿舎に子供を預けているところも同じで、そんな二人が惹かれあっていく…という内容はドラマの設定としては大変面白いのですが、ただ、あまりにも人物の描き方が淡泊というか全体的にあっさりしすぎている気がするのです……。特にお互いの伴侶への慕わしい気持ち、共感や愛する人への特別な想いがあまり伝わってきませんし、描き切れていません。そのため最後の結末もかなり無理があるような気がしてならないのです……。


予想外!『ランデブー』の
迫力と面白さに降参!!

 それでは収穫がなかったのか……?というと、いえいえ決してそうではありません。 実は『男と女』に入る前、申し訳なさ程度に公開された短編映画『ランデブー』(1976年フランス、未公開)の迫力と面白さにすっかり参ってしまったのです!
 時間にしておよそ9分ぐらいでしょうか……、これはストーリーがあってないようなもので、フェラーリにカメラを取り付けて、パリの街を猛スピードで疾走するというだけの映画なのです。実はこの映画も監督はクロード・ルルーシュなのです。二本立てという意味がようやくわかりました。

 この映画、当時「危険すぎる!交通マナー違反だ!悪影響を与える!」云々の非難やら猛反発を受けて上映禁止となった幻の映画なのです。それはそうでしょう! 信号が変わろうが、歩行者が横断しようが、車が接近しようが、構わずアクセル全開で突っ走るというトンデモない映画なのですから……。見ている間中ヒヤヒヤ、どきどき、ワクワク?……がとまらない文字通りスリル満点の映画なのでした。
 この映画にはシミュレーションゲームのような細工がありませんし、撮り直しや編集も一切ありません。つまりF1ドライバーがぶっつけ本番で一般道を疾走するというあまりにも命知らずの無茶苦茶な映画だったのです。

 したがって、その迫力と興奮は並大抵のものではありません! これはもはや生きたドキュメンタリーと言えるでしょう。そのため、いつのまにか自分が車に乗っているような感覚にとらわれています。エンジン音が唸りを立てれば立てるほど、次にどうなるのか予測できない独特の緊張感や達成感が入り混じって、ますます目が離せない状況を創りあげていくのです!










2016年10月20日木曜日

ジョン・エヴァレット・ミレー 『オフィーリア』










見事な演出効果で生まれた
オフィーリアの神秘的な表情

 ジョン・エヴァレット・ミレーはイギリス・ラファエル前派の代表的な画家として知られています。そのミレーの作品の中でとびきりの傑作として名高いのがここに紹介する『オフィーリア』です。
 おそらくミレーの名は知らなくても、この絵を知っている人は多いのではないでしょうか。

 『オフィーリア』はシェークスピアの戯曲『ハムレット』の登場人物のひとりです。ある日、ハムレットに父親を殺されて精神錯乱状態に陥ったオフィーリアはふらふらと小川にやってきます。無邪気にいろいろな花で花冠を作って、シダレヤナギの枝にかけようとして木によじ登った瞬間に枝が折れてしまいます。川に落ちたオフィーリアは哀れにもそれがもとで息をひきとるのでした。
 この絵はまさにオフィーリアが川に落ちて流されてゆく一瞬の光景を描いた作品なのです。

 まず、目を見張るのがシチュエーションの設定の緻密さと構図の斬新さです。特に川辺の自然の描写は見事で、緑の草花が生い茂っている様子はみずみずしくも美しく、目に焼きついて離れません。とにかくあらゆる部分に繊細で気品に満ちた筆のタッチや彩度の高い色彩が生きているのです。徹底的にこだわりぬいて描かれた絵だということが一目瞭然ですね。
 実はこの情景描写はあらかじめイギリス・サリー州イーウェル市のホッグスミル川の風景を元に描かれており、この丹念な描写こそが『オフィーリア』の大きな成功の要因になっているといえるでしょう。しかし、作画中は悪天候や環境の悪条件に悩まされ続け、何度も断念せざるを得ないような状況に陥ったようです。

 それに対して、画面を左右に分割する水平線の構図はたとえようのない落ち着きと静けさを生み出しています。その水平線上にぽっかりと顔を浮かべるオフィーリアの表情があまりにもリアルで強烈にひきつけられてしまいます。彼女は川に沈んでゆく間、何を思っていたのでしょうか……。虚ろな表情にも、安堵の表情にも、一瞬の淡い夢を見ていたのか恍惚とした表情にも見えます。
 かぐわしいほどの美しい情景描写を用いながら、美のはかなさと生きることの不条理、現実世界の非情なまでの美しさを画面上で対比させて見事な効果をあげているのです。
 
 オフィーリアのモデルになっているのはラファエル前派の有名なモデル、19歳のエリザベス・シダル(後にラファエル前派の画家、ロセッテイの妻)でした。ミレーはロンドンの自分のスタジオで、水を満杯に張ったバスタブに横たわらせて描いたそうです。
 彼は水を温めるためにオイルランプをいつも置いていたのですが、ある日、作品に入り込みすぎて火が消えたことに気づかず、シダルは厄介な風邪をひいてしまいました。そのため彼女の父親から多額の治療費を請求され支払った経緯もあるようです。

 こういう綿密な演出や設定の中で様々な過酷な状況で描かれた絵だけに、並々ならぬ緊張感が漲っているし、誰が見ても虜になるような美しく神秘的なオフィーリアの表情が胸を打つのは当然と言えば当然でしょうか……。

 さまざまなエピソードに事欠かない作品ですが、この絵は写実的な美しさはもちろん、アールヌーボー的な洗練された様式美を持った絵でもあることを付け加えておきたいと思います。

 













2016年10月15日土曜日

内田光子のモーツァルト ピアノ協奏曲第17番・第25番(1)








今なお深化する
内田のモーツァルト

  久しぶりに内田光子が弾くモーツァルトのピアノ協奏曲を聴きました。

 それは最近リリースされたばかりの新譜、ピアノ協奏曲第17番・第25番(DECCA/UCCD-1434)のことで、彼女がクリーブランド管弦楽団の指揮も兼ねる一連のシリーズ(ライブ録音・音質大変良好)のひとつです。
 実を言うと、このシリーズのピアノ協奏曲を最初から最後まで通して聴くのは初めてで、恥ずかしながら私がいかに内田光子のピアノと距離を置いていたかを如実に示している証拠かもしれません……。


 2曲を聴いた率直な感想ですが、これは凄いです!とにかく徹頭徹尾、内田の音楽に対する真摯な音楽観と深い解釈で貫かれていて、その演奏にはまったく妥協がないのです。
 以前録音され、あらゆる面で究め尽くされた感があるジェフリー・テイト指揮イギリス室内管弦楽団とのピアノ協奏曲集(フィリップス、1985~1988年)の演奏を一段も二段も越えているのです。これは凄いことで、今なお内田のモーツァルトが深化し続けていることに驚かされた次第です。

 内田さんといえばシューベルトにしても、モーツァルトにしても翳りの濃い音色が魅力なのですが、この録音ではそれが一層徹底されているのです。よくモーツァルトの演奏は弾むようなタッチ、微笑みながら自由自在に、遊び心満点に演奏するのが理想……云々、ということをよく聴きます。
 けれども私はモーツァルトの演奏は明るく茶目っ気タップリても、穏やかで内面的であろうが構わないと思っています。基本的にその演奏が心に響く演奏であればスタイルはどうであれ関係ありませんから。



心技体が備わった円熟のピアノ
美しい表情が満載!

 そのような視点からすれば、内田さんのモーツァルトは明らかに後者、「穏やかで内面的」な部類に属するでしょう。ただし、旧盤にあった「気品に溢れ優雅」という形容詞はもうここではあてはまらないかもしれません。

 それでは今回は第25番に絞って感想を述べてみたいと思います。
 25番ニ長調は冒頭のクリーブランド管弦楽団の合奏から何ともいえない音のひろがりとゆとりがあり、聴き応え充分と言っていいでしょう。遅めのテンポも楽器の細かな表情や曲の本質を浮き彫りにするには効果的で、まったく外連味のない音楽が流れていきます!
 ベートーヴェンのような強い意志で弾かれるピアノの密度の濃いテーマや経過句は、こんな捉えかたもできたのか! と驚くことばかりです。しかもモーツアルトの本質はしっかりと捉えているので、違和感がありませんし、聴き疲れがしないのです。
   このCDのライナーノートで「この作品はハ長調で進行するのだが、印象はハ短調のように哀愁の彩りを湛えながら進行していく」というくだりがありますが、内田さんのピアノはそれを自然な形で体現しているのです。
 そしてさらに凄いのが第2楽章アンダンテです。ここは旧盤でも他の追随を許さない素晴らしい演奏でしたが、新盤はさらに内面の深化が著しく、音色に心が滲み出ているとはこういうことを言うのではないでしょうか。
 このアンダンテは平穏な日常が淡々と流れるように音楽が展開するため、下手をすればとても退屈な演奏になりかねません。しかし、内田さんの演奏は違いますね……。一音一音に驚くような深い感性のきらめきと内面の吐露があり、モーツァルトがどのような思いを込めて作曲したのかが伝わってくるのです。

 第3楽章アレグロも相変わらずゆったりとしたテンポを保ちながら、表面上の効果には目もくれず、自分が伝えたい音楽の心を紡ぎ出していきます。 それは中間部での夢の中をさまよい歩くような部分の抑制が効き、愁いに満ちた表情の深さにも表れており、真摯でかつゆとりを持った遊びの境地が最高です。
 モーツァルトが伝えたかったであろう愛おしさや無垢な心の表現をいっぱいに持ちながらも、それをあえて表面には出さないところが内田さんのモーツァルトの真骨頂です。しかしその演奏は紛れもなく透明感と清澄な詩情を湛えつつ心をいっぱいに満たしていくのです。

2016年10月9日日曜日

バッハ ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 BWV1047
















輝かしい響きと
快活なリズム
  バッハの代表作ブランデンブルク協奏曲(全6曲)の中で最も快活で輝かしい響きが心地よいのが第2番です。
 ブランデンブルク協奏曲は序奏なしですぐに主題が出てくるのが特徴ですが、中でも2番は第1楽章の冒頭からリズムがキビキビしていているのと、主題の展開が素晴らしいため自然に身体が動き出してしまいます。
 ソロ楽器が重要な主題を担い、それぞれに活躍するのがブランデンブルク協奏曲の魅力で、2番でもトランペットとオーボエが魅力いっぱいで、ヴァイオリンとリコーダーも随所にいい味を出しています。
 2番を聴きながら想うのは、バッハの楽器の扱い方の天才的な上手さです。たとえばトランペットのパートをオーボエに置き換えたり、ソロパート部分を合奏にしたら、これほどの魅力が出たかどうか‥‥。
 第1楽章の輝かしくも変化に富んだ曲調、第2楽章のエレジーのような澄んだ哀しみ、第3楽章の楽器の魅力を存分に味わえるフーガ! どれもこれもバッハだからこそ作り得た崇高であるけれども遊び心満載の傑作と言えるでしょう。

リヒターとゲーベル
新旧の名盤
 2番はソロ楽器のどこに力点を置くかによって、演奏も様変わりしますし、曲の印象も大いに変わってきます。その好例がカール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ・管弦楽団(グラモフォン)ラインハルト・ゲーベル指揮ムジカ・アンティーク・ケルン(アルヒーフ)の新旧の名盤と言っていいでしょう。
 新旧と言っても新しいほうのゲーベルの演奏も1986年の録音ですから、かれこれ30年以上も前になってしまいますね……。
 リヒター盤は快活という表現がぴったりするくらい、ダイナミックに曲に切り込んでいきます! その表現は聴いていて思わず襟が正されるほどで、一気呵成の進行に心が奪われてしまいます。
冒頭のトランペットの一節をこれほど朗々と響かせたのは今もってリヒターしかありません。しかもそれが曲の本質を逸脱せず、ピタリとハマっているのはさすがです!
 第3楽章のトランペットとオーボエの神々しい響きに導かれて、光が差し込むような崇高な音楽として盛り上げていくのもリヒターならではです。
 これに対してゲーベル盤は音楽の推進力を充分に保ちながらも、ソロ楽器の響きの魅力を充分に引き出した演奏です。オリジナル楽器を使用しているだけでなく、各楽器がよくブレンドされて美しい響きを生み出しているのも特徴です。
 オーボエやリコーダーが実はこんなに魅力的なパートを演奏していたのかと再認識するような演奏と言ってもいいでしょう。
 特に第2楽章はソロ楽器の魅力が際立っていて、透明感溢れるスタイルの中に無垢の哀しみが漂うのです。

2016年9月27日火曜日

ラヴェル 「ハイドンの名によるメヌエット」








遊び心が功を奏した
魅力作

 これはわずか2分足らずのメヌエット風のピアノ曲です。
 タイトルからしてハイドンに敬意を表して、古典的な曲調で書かれた曲と思われがちです。
 でも実際はそうではなく、ハイドン没後100年を記念して、パリの音楽雑誌が当時のフランスの大作曲家たちに作曲依頼した企画だったのでした。その内容というのはHAYDNの5文字を音にあてはめて主題を作るという、いわばロジカル的と言うかパズル的な発想の企画だったのです。
 そのような企画ですから、比較的に遊び心のある作曲家は好意的に受け入れたようですが、そうでない作曲家は「もってのほか!」という感じでまったく相手にしなかったらしいですね……。

 ラヴェルは遊び心のある人ですから、当然のようにこの企画に乗って美しい作品を残してくれました! 出来上がった音楽は雰囲気があって機知に富んだラヴェルらしいセンスが光る作品といっていいでしょう! 光と心地よい空気が漂う中を夢と現実の世界を行き交うような……、とてもファンタジックな作品だと思います。
 
 演奏はサンソン・フランソワのピアノ(EMI)が聴く者を夢の世界に誘ってくれます。フランソワの演奏はただただ素晴らしいの一言に尽きます! 音の一つ一つに気持ちが浸透し、のびのびとしたフレージングや即興的な演奏が音楽を大きく息づかせているといえるでしょう。


2016年9月21日水曜日

ルーベンス  虹のある風景










人々の生活を反映した
エネルギッシュな自然の姿

 風景画は描いた人の人柄や人生観が絵に表れやすいとよく言われます。

 ここで紹介する「虹のある風景」は歴史画、人物画の大家としてバロック絵画の頂点を極めたルーベンスが晩年に描いた風景画です。ルーベンスといえば筋骨隆々とした力強く豊満な肉体の人物画を描いてきた人としてあまりにも有名ですね。

 でもそのルーベンスが晩年になると次第に農夫や動物たちをを配置した風景画を描くようになります。これはどういうことなのでしょうか……。
 もちろんルーベンスが外交官という多忙な職を離れたということもあるでしょうし、故郷のアントウェルペン(現在のベルギー)郊外に家を購入したことや気持ちの余裕が出てきたこともあるでしょう。
 少なくとも若い頃のルーベンスは風景画を描くという発想がなかったようです。いや、風景画を描く機会に恵まれなかったといってもいいでしょう。

 これは推測ですが、若い頃からその才能を認められ、宮廷で精力的に絵を描き続け、外交官としても重要な職務をこなし、そのうえ富と名誉にも恵まれたルーベンスが晩年に至って自分自身を見つめる……、そのような心境に至ったとしてもまったく不思議ではありません。

 とはいえ、この絵でもルーベンス独特の力強く人生を肯定するような画風がはっきりと認められます。たとえば、くっきりと空に浮かび上がった虹や、まばゆいほどに大地を照らす光は印象的ですし、大気の状態を表す空や雲の多彩で奥行きのある表現、木々が放つムンムンするような空気感は本当に見事です。
 それは安らぎや心の原風景を届けてくれるような自然の姿ではなく、人々の生活を反映した生命力に溢れたエネルギッシュな姿なのです。

2016年9月17日土曜日

ゴッホとゴーギャン展










切削琢磨しながら
最高の作品を生み出そうとした


 ゴッホとゴーギャン、画風も性格もまったく違う19世紀を代表する画家の二人‥‥‥。

 なぜこの二人がフランス・アルルの地で共同生活をしながら創作に励んだのかは今もって謎です。またいろいろ詮索してもあまり意味のないことなのかもしれません。
  ただ一つ言えるのはお互いに自分にはない世界を共有しつつ、切削琢磨しながら生涯最高の作品を生み出そうとしていたことでしょう。
 そんな二人を同時公開する展覧会が『ゴッホとゴーギャン展』(2016年10月8日~12月18日、東京都美術館)です。
 なにもかもが違う二人ですが、様々な角度から見ることで不思議と浮かび上がってくる何かがあるのかもしれません。
 


展覧会基本情報

会期    2016年10月8日(土)~12月18日(日)
会場    東京都美術館・企画棟 企画展示室
休室日   月曜日、10月11日(火)
      ※ただし、10月10日(月・祝)は開室
開室時間  9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室  金曜日、10月22日(土)、11月2日(水)、3日(木・祝)、
      5日(土)は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
観覧料   前売券 | 一般 1,300円 / 大学生・専門学校生1,100円
       / 高校生 600円 / 65歳以上800円
      ※前売券等の詳細は特設WEBサイトへ
      当日券 | 一般 1,600円 / 大学生・専門学校生1,300円 
      / 高校生 800円 / 65歳以上1,000円
      団体券 | 一般 1,300円 / 大学生・専門学校生1,100円
       / 高校生 600円 / 65歳以上800円
      
      ※団体割引の対象は20名以上
      ※中学生以下は無料
      ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳
      精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と
      その付添いの方(1名まで)は無料
      ※いずれも証明できるものをご持参ください
特設サイト http://www.g-g2016.com