おすすめのクリスマス・アルバム
もう12月になりました。今年もあとわずかですね…。さて今年最後を彩るビッグイベントと言えば「クリスマス」です! 街ではあちこちからクリスマスソングが流れていますが、今回は私が聴いたおすすめのクリスマスアルバムをご紹介いたしましょう。
【おすすめアルバム】
●ペンタトニックス/ザッツ・クリスマス・トゥ・ミー
●ザ・マンハッタントランスファー/アカペラクリスマス
●キャスリーン・バトル/クリスマスを歌う-きよしこの夜
●カーペンターズ/クリスマス・ポートレート
●ジュリー・アンドリュース/Greatest Christmas Songs
●ペンタトニックス
ザッツ・クリスマス・トゥ・ミー(2014)
特に素敵なのが、ペンタトニックスの「ザッツ・クリスマス・トゥ・ミー」です。
これは現代風のクールでアップテンポな面白さやこれまでにない斬新かつ新鮮なアプローチが満喫できるアルバムです!このアルバムは決して勢いだけではありません。
5人の確かなボーカルやセンス抜群のアレンジ、コンビネーションの見事さ、それぞれのナンバーの完成度の高さが相まった優れ物です。アルバムを聴く限り、これからもますますジャンルを超えた幅広い層に支持されるグループとして活躍するのは間違いないでしょう!
どれもこれも聴いていて楽しく、いつの間にか曲に引き込まれていきますが、特に「荒野の果てに」や「キャロル・オブ・ザ・ベルズ」、「メアリー、ディッド・ユー・ノウ?」は印象的ですね。
なお、日本限定版では2013年に全米初登場7位を記録したクリスマスEP『PTXmas (Deluxe Edition)』と山下達郎の「クリスマス・イブ」もカバーされています。
日本限定版
●ザ・マンハッタントランスファー
アカペラクリスマス(2004)
マンファッタントランスファーの「アカペラクリスマス」は実力派ジャズグループとして40年以上のキャリアと実績を持つ彼らが本気でアカペラに取り組んだ作品です。何と言っても安心して曲を堪能できるし、彼らの作るハーモニーの魅力とゆとり、大人の風格に酔わされっ放しです!
●キャスリーン・バトル
クリスマスを歌う-きよしこの夜(1989)
なぜかクラシック系の歌手にいいものが少ないクリスマスアルバム。その中でバトル盤は天性の音楽性と情感の豊かさで傑出しています。
何より類稀な美声とピアニッシモの美しさは天下一品…。しかも発声に無理がないため、聴く人は自然な呼吸のリズムで音楽を味わうことができます。至福の時間を与えてくれる名盤です。
クリスマスを歌う-きよしこの夜
●カーペンターズ
クリスマス・ポートレート (1978)
ポップス系アーティストとしては最高レベルの出来栄えと言っても過言ではありません。まずカレンの澄んだ声と明瞭な発音に癒されます…。その雰囲気がクリスマスにピッタリだし、聴いていてとても安心なのです。
忘れてならないのが、リチャードの編曲の素晴らしさでしょう!カレンの歌との相性も抜群、雰囲気満点で、聴く楽しさが何倍にも増している感じです。夢とファンタジーいっぱいの家族で楽しめるアルバムです!
クリスマス・ポートレート
●ジュリー・アンドリュース
Greatest Christmas Songs
主に1960年代の録音で構成されています。正調なクリスマスアルバムの典型と言えるでしょう。かなり難度の高い賛美歌からの選曲もありますが、そこは銀幕や舞台の歌姫!充分な歌心と美しい声でしっとりと聴かせてくれます。
心洗われる貴重なアルバムと言えるでしょう…。