「東京・春・音楽祭2015」のポスター |
メイン公演のひとつ「ワルキューレ」 |
上野の森のクラシックイベント
上野公園は毎年桜のシーズンになると、大勢の花見客で賑わいます。今年も見事な桜を咲かせて、昼夜を問わず多くの人々を魅了することでしょう!
ところでそんな上野の森に最近靜かなブームとなりつつあるイベントがあります…。それが今年で10回目を迎えるという『東京・春・音楽祭』です。この音楽祭が一般的に強く認知されるようになったのは公演数が大幅に増えた2012年からだと思いますが、いよいよ今年は質量ともに充実して目が離せない音楽祭となりました。
上野の森の主要なコンサート会場や美術館、博物館と連携してスケジュールが組まれた当イベントは、クラシックの国内外の有名なアーティストを招いて約1か月に渡り開催されます。
今年の音楽祭最大の目玉は恒例となったワーグナーシリーズで、今回はヤノフスキが降る「ワルキューレ」が大注目です!もちろんそれ以外にも見逃せないプログラムが目白押し‼
春の本格的な到来と共に上野公園の桜を見て、名所を散策しながら味わうコンサートはちょっとした心の栄養を摂るのに最高かもしれませんね!
春の上野の風物詩 東京・春・音楽祭
2015年も開催!
国内外の一流アーティストたちが奏でる極上の響きや、躍進めざましい若手たちによる好演まで、有料・無料をあわせ130以上のコンサートが、春爛漫の上野の森を舞台に1か月にわたり繰り広げられる――。桜の季節の風物詩となった「東京・春・音楽祭」、注目のラインナップをご紹介!
音楽祭のメイン公演ともいえる《ワーグナー・シリーズ》は、《ワルキューレ》を上演。ワーグナー指揮者として豊富な実績を誇る、ヤノフスキの明晰な指揮が作品に内在する濃密なドラマを浮き彫りにした、2014年春の『ニーベルングの指環』第1作《ラインの黄金》は大絶賛を受け、今後続く3作品への期待はますます高まるばかり。
また、2015年春、音楽監督に大野和士を迎え、新時代の幕開けとなる東京都交響楽団による大曲「ベルリオーズ《レクイエム》」や、ロバート・ディーン・スミス、エリーザベト・クールマン、ボロディン弦楽四重奏団などの海外アーティストによる公演も必聴。その他、ピアノの巨匠・故スビャトスラフ・リヒテルの生誕100年を記念し、リヒテルゆかりの演奏家を迎えて贈る注目のシリーズ公演や、毎年大好評のバラエティに富んだ数々のミュージアム・コンサートなど、2015年春もまた、上野の森は桜だけでなく音楽で満ち溢れる。 (公式サイトより)