2017年4月19日水曜日

「レオナルド×ミケランジェロ展」






レオナルド・ダ・ヴィンチ(少女の頭部/岩窟の聖母の天使のための習作)
1483-85年頃 トリノ王立図書館 ©Torino, Biblioteca Reale




これはミケランジェロ・ブオナローティ《<レダと白鳥>の頭部のための習作》
1530年頃 カーサ・ブオナローティ
©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarrot




素描に秀でた大天才2人を対比する
日本初の展覧会

イタリアルネサンスの大巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロの描画を集めた展覧会が東京・三菱一号館美術館で開催されます。

特に興味を惹くのが、それぞれのデッサンを通じて創作の原点や魅力に立ち返っていこうとしているところですね。こういう展覧会って意外とありそうでなかった……。そのような観点でも注目の展覧会です。

レオナルドもミケランジェロもご存知のようにイタリアルネサンスのみならず、西洋美術史にあまりにも大きな足跡を残してきました。
彼らから大なり小なり影響を受けた芸術家ははかりしれない数になることでしょう!

これは偉大な両巨匠の創作の秘密や名作が生まれた背景を探っていくだけでも、充分に価値のある展覧会となることでしょう……。





15世紀イタリアで画家として才能を発揮し、建築、科学、解剖学の分野にまで関心を広げ「万能人」と呼ばれたレオナルド・ダ・ヴィンチ。10代から頭角を現し「神のごとき」と称された世紀の天才彫刻家ミケランジェロ・ブオナローティ。本展は、芸術家の力量を示す上で最も重要とされ、全ての創造の源である素描(ディゼーニョ)に秀でた2人を対比する日本初の展覧会です。素描のほかに油彩画、手稿、書簡など、トリノ王立図書館やカーサ・ブオナローティ所蔵品を中心におよそ65点が一堂に会します。「最も美しい」素描とされる、レオナルド作《少女の肖像/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》と、ミケランジェロ作《〈レダと白鳥〉のための頭部習作》を間近で見比べる貴重な機会となります。(公式サイトより)



「レオナルド×ミケランジェロ展」

会期   2017年6月17日(土)~9月24日(日)
会場   三菱一号館美術館
住所   東京都千代田区丸の内2-6-2
時間   10:00~18:00(最終入場時間 17:30)
     ※祝日・振替休日を除く金曜、第2水曜、
     会期最終週平日は20:00まで(最終入場19:30)
     ※臨時の時間変更の場合あり
     休館日:月曜日 
     ※但し、祝日・振替休日の場合は開館

観覧料  当日:一般 1,700円、高校・大学生 1,000円、
     小・中学生 500円
     前売券:一般 1,500円 (2/4~発売中)

ご質問  TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
HP     http://mimt.jp/lemi/