家族と(左端・ちひろ)
1928年 ちひろ美術館蔵
1928年 ちひろ美術館蔵
小犬と雨の日の子どもたち
1967年 ちひろ美術館蔵
時を超えて語り続ける
いわさきちひろの世界
この夏はちょっといい夏になるかもしれません……。
それは絵本作家いわさきちひろの作品の原点を辿る企画展「生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。」が開催されるからです。
いわさきちひろさんと言えば、子どもをテーマにたくさんの絵本や挿絵を手がけた人ですが、彼女が描く無邪気で愛らしい子どもたちの表情、可憐な花々は大人でさえ童心に戻らせる無類の優しさがありました。
とりわけ水彩のにじみや色彩が紡ぎ出す夢幻的で透明感溢れる詩情は秀逸で、深く心に刻まれたものです。
この展覧会は全体で4章構成になっていて、彼女の生い立ちから始まり、なぜ彼女が純粋無垢な子どもたちの眼差しを描くことが出来たのか…等々、200点あまりの資料や作品を展示し、その作品の本質に迫ります。楽しみな作品展ですね……。
【開催概要】
生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。
会期:2018年7月14日(土)~9月9日(日)
会場:東京ステーションギャラリー
開館時間:10:00~18:00(金曜日は20:00まで。
入館は閉館30分前まで。
休館日:7月16日(月)、8月13日(月)、9月3日(月)を除く月曜日、7月17日(火)
入館料:一般 1,000円、高校・大学生 800円、中学生以下無料
【巡回】
・京都
開催期間:2018年11月16日(金)~12月25日(火)
会場:美術館「えき」KYOTO
住所:京都府京都市下京区 烏丸通塩小路下ル東塩小路町
・福岡(予定)
開催期間:2019年4月~5月
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