歓びも哀しみも、すべてが夢のように美しい
フレンチシネマ史上至高の映像と
音楽のコラボレーション4作品を一挙上映
ついにリバイバル上映が決定しました!
恵比寿ガーデンシネマを皮切りに上映される『ジャック・ドゥミ+ミシェル・ルグラン デジタル・リマスター版特集上映!』がそれです。これは『ロシュフォールの恋人たち』が公開50周年にあたることと、作曲のミシェル・ルグランが生誕85周年になるのを記念してデジタル・リマスター版で装いも新たに公開されるそうですね。今回は東京、横浜、名古屋、大阪、京都と全国5か所で公開されます。
ジャック・ドゥミとミシェル・ルグランといえば、映像と音楽のコラボが最高に美しく、夢のようなひとときを約束してくれる名コンビでした。今回のシリーズでは絶頂期の作品をはじめ、魅惑の作品が組まれています。
まずはシリーズの顔になっている1965年の『ロシュフォールの恋人たち』。サントラ盤に収められたほとんどすべてのナンバーがスタンダードナンバーといってもいいほどに愉しく充実した名曲揃い! しかもカトリーヌ・ドヌーブとフランソワーズ・ドルレアックの実の姉妹やジーン・ケリー、ジョージ・チャキリス等の多彩な顔ぶれが歌って踊る楽しいミュージカルになっています。
その他、息をのむほどに美しい映像と音楽との豊かな共鳴が忘れがたい余韻を残す『シェルブールの雨傘』。幻想の世界を彷徨うような大人のファンタジー『ロバと王女』、池田理代子の大ヒット漫画を実写化し、公開当時は酷評されたものの、今やその良さが再認識されつつある『ベルサイユのばら』(今回初デジタル・リマスター化)もラインナップされています。
秋の夜長、じっくりとフランスシネマの傑作に浸る至福を味わいたいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿