英国水彩画の魅力を探る「巨匠たちの英国水彩画展」
水彩画は親しみやすく描きやすい絵の道具であることは誰もがご承知のことと思います。油彩の下書きとして描かれたり、建築や室内インテリアの完成予想図として描かれることも多いですよね!
しかし実際に描いてみると水彩は結構難しい材料なんですよね。特に透明水彩で描くとそれは顕著に現れます。にじみやかすれ、おもしろい表現を狙ったりと水彩独自の効果が出やすいのですが、失敗するととても見られない(!?)状況になってしまいます。(^_^;
とにかく油彩のように塗り直しが一切効かないし、一発勝負の感じが強いため確かなデッサン力が要求される場合が多いのです。
でも水彩画の心安らぐ、あの手触り感の強いタッチや優しいイメージはやっぱり捨てがたいですね……。
前置きが長くなってしまいましたが、現在東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで「巨匠たちの英国水彩画展」が開催されています。誰もがよく知っているターナー、ウィリアム・ブレイク、ロセッティ等の水彩画が一堂に集った展覧会で、その内容は改めて水彩画の素晴らしさと可能性を示してくれるものになっています。
かつては「国民的美術」と言われた英国の水彩画。英国の自然のように繊細でありながら独創的なスタイルを模索した輝かしい水彩画の数々が目白押しです!
…………………………………………………………………………………………
英国マンチェスター大学ウィットワース美術館は、近代美術を中心とした作品を所蔵していますが、中でも4,500点以上の英国の水彩画と素描のコレクションは世界的に有名で、高い評価を得ています。
本展では、ターナーをはじめとする英国水彩画を代表する多くの画家たちの作品を展覧します。
さらにラファエル前派の画家であるロセッティ、ミレイ、ハントやバーン=ジョーンズら日本でもよく知られる人気の画家たちにも焦点をあてます。18世紀から19世紀の英国の巨匠たちの水彩画を中心とした約150点の作品により、繊細かつ緻密な彩色がほどこされた気品と優しさあふれる英国水彩画の全盛期をご紹介します。(公式サイトより)
本展では、ターナーをはじめとする英国水彩画を代表する多くの画家たちの作品を展覧します。
さらにラファエル前派の画家であるロセッティ、ミレイ、ハントやバーン=ジョーンズら日本でもよく知られる人気の画家たちにも焦点をあてます。18世紀から19世紀の英国の巨匠たちの水彩画を中心とした約150点の作品により、繊細かつ緻密な彩色がほどこされた気品と優しさあふれる英国水彩画の全盛期をご紹介します。(公式サイトより)
【巨匠たちの英国水彩画展概要】
東京都渋谷区道玄坂2-24-1
会期 2012年10月20日(土)~12月9日(日)
入場料 一般=1,400(1,200)円
高大生=1,000(800)円
小中生=700(500)円
*( )内は前売/20人以上の団体料金
*障害者手帳をお持ちの方は割引制度有り
休館日 会期中無休
開館時間 10:00~19:00(金・土曜日は21まで開館)
*入館は閉館の30分前まで
問い合わせ先 tel. 03-3477-9413
主催 Bunkamura、マンチェスター大学ウィットワース美術館、
朝日新聞社
0 件のコメント:
コメントを投稿