2017年7月5日水曜日

国立新美術館開館10周年 ジャコメッティ展





アルベルト・ジャコメッティ(ヴェネツィアの女Ⅰ)1956年、ブロンズ
マルグリット&エメ・マーグ財団美術館、サン=ポール・ド・ヴァンス
©Archives Fondation Maeght, Saint-Paul de Vence (France)





ミニマムで美しく
神秘的な作品

20世紀を代表する彫刻家としてアルベール・ジャコメッティの名前をあげる人はとても多いでしょう。彼の創作スタイルはキュービズム、シュールレアリズム等々に影響を受け、当時の前衛スタイルを体現するかのごとく、様々な作品を生み出したのでした。

しかし、ジャコメッティの本領が全開したのは、第二次大戦後にシュールレアリズムを捨てて、余分な虚飾を剥ぎ取ったといわれる細長い人体像の数々でしょう。ここには彼が理想とする美意識やポリシーが最大限に表現されているのです。一見すると不思議で個性的な作風ですが、ミニマムで美しく神秘的な作品は今なお多くの人の心を掴んでやまないのです。

11年ぶりに日本で開催されているジャコメッティの回顧展は大きな話題と反響を呼んでおり、初めてご覧になられる方も一度その作品を目にされれば、これまでにない感動と体験を味わうことが出来るのではないでしょうか……。




「国立新美術館開館10周年 ジャコメッティ展」

会期         2017年6月14日(水)から9月4日(月)
会場         国立新美術館 企画展示室 1E
住所         東京都港区六本木7-22-2
開館時間   10:00~18:00(金、土曜日は20:00まで)
休館日      毎週火曜日
料金         一般 1,600円(1,400)、1,200円(1,000)、800円(600)
※()内は団体、前売り料金。
※中学生以下無料。
※障害者手帳をご持参者(付添い1名含む)無料

チケット:国立新美術館、展覧会ホームページ、イープラス、セブンチケット、チケットぴあ、ローソンチケットほか主要プレイガイド
※プレイガイドによって手数料がかかる場合あり。

巡回先     愛知県・豊田市美術館(10月14日(土)~12月24日(日)


【問い合わせ先】
ハローダイヤル 
TEL  03-5777-8600

0 件のコメント: