ゴールデンウィークの
クラシック音楽の一大イベント
毎年恒例のゴールデンウィークのクラシック音楽イベントとして、すでに充分な実績を積んできた「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」が今年もやってまいります!
この音楽祭の良さを一言で言うならば、通常のクラシックコンサートにつきまとう堅苦しさがまったくないということですね。日本でも格式張らないで、やっとこのような自由に純粋に音楽が楽しめる空気が出来つつあることに希望を感じますし、うれしい限りです。そのような意味ではこの音楽イベントがもたらした功績は大だと言えるでしょう。
今年のテーマは「ラ・ダンス 舞曲の祭典」。ストラヴィンスキーのバレエ音楽やラヴェルの「ボレロ」あたりが思い浮びますが、ショパンのピアノ音楽もプログラムを賑わしているようです。今から楽しみです!
さて、今回のプログラムをざっと見渡したところ、目をひいたのがアルテュール・オネゲルのオラトリオ「ダヴィデ王」です。
オネゲルと言えば、後年のオラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」が有名ですが、これはそれに先立つこと15年前の作品。おそらく日本で演奏されることは滅多にないのではないでしょうか。
今回は昨年のハイドンの「天地創造」が素晴らしかったダニエル・ロイスが指揮を担当するということもあって、期待に胸が膨らみます。
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