各時代を彩る名画が集結!
現在、東京・六本木の国立新美術館で「ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」が開催されています。ルーブル美術館というとコレクションの質量において世界のあらゆる美術館を凌駕し、絵画・彫刻に関心がある人であれば誰でも一度は見るべき価値のある美術館ですね。
それは美の殿堂と形容されるにふさわしく、人類の文化遺産を網羅した歴史的価値のあるスポットと言えるでしょう。
今回のルーブル美術館展は古代から20世紀に至るまでのあらゆる国と時代の風俗画を網羅しているといいます。「風俗画」って一体何?とおっしゃる方も少なくないと思いますが、難しいことは抜きにして純粋に絵の良さを味わえればいいと思いますね。あえて申し上げるならば、「飾らない一般の市民生活の一コマを描いたもの」とでも考えていただければいいのではないでしょうか……。
今回の見ものはナチスが所有していた複雑な過去を持つフェルメールの名作『天文学者』と、聖家族をまるで市民の生活の一コマを切り取ったように描いたレンブラントの傑作『聖家族、または指物師の家族』になるのでしょうが、それ以外にもヴァトー、シャルダン、ティツイアーノ、ムリリョ、コロー、ミレー等、実に多種多様な傑作が勢ぞろいです!
ルーブル美術館に行かなくとも、その断片を垣間見ることの出来る貴重な展覧会と思います。しかも出品リストを見ると、今回はコレクションの中でもそれぞれの時代のエキスとも言うべき傑作が揃っています。これはちょっと楽しみですね!
【展覧会概要】
期 間 2015年2月21日(土)~6月1日(月)
休館日 毎週火曜 ※5月5日(火)、26日(火)は開館。
開館時間 10:00~18:00
※金曜日、5月23日(土)、24日(日)、
30日(土)、31日(日)は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
会 場 国立新美術館 企画展示室1E
住 所 東京都港区六本木7-22-2
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