ボッティチェリを支えた
メディチ家の存在
誰もがよく知る『ヴィーナスの誕生』や『春』の作者として有名なボッティチェリ。
彼が描く天使や人物は高貴で美しく、優しさに満ちあふれた表情をしており、今も多くの人々を魅了してやみません。その美意識や研ぎ澄まされた感性は、現代に生きる私たちにも違和感なく心に溶け込んできます。ボッティチェリの絵柄をあしらった関連グッズが人気なのはもはや常識になっていますが、それは彼が描く人物像が魅力的であることの何よりの証明と言えますよね!
さて本日からBunkamuraで開催される『ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美』は、ボッティチェリの芸術を精神面、経済面で支え続けた富豪のメディチ家がキーパーソンになっています。
パトロンの存在、特にメディチ家のような絶対的な支援者がなかったら、ルネサンス期のあれほどの芸術の復興はありえませんでしたでしょうし、もちろんボッティチェリのあのような幸福感に満ちた絵を見ることもなかったことでしょう。
イタリア・ルネサンスを代表する都フィレンツェに花開いたボッティチェリの芸術を歴史や背景を垣間見ながら味わうと、また新たな世界が見えてくるかも知れませんね……。
【開催概要】
●会期
2015/3/21(土・祝)-6/28(日)
*4/13(月)、4/20(月)のみ休館
*4/13(月)、4/20(月)のみ休館
●開催時間
10:00-19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
●会場
Bunkamuraザ・ミュージアム(東京)
●公式サイト
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