ヴィクトリア朝の子どもの本
【イングラムコレクションより】
Alice’s In Wonderland (1886) |
ヴィクトリア女王がイギリスを統治していた19世紀中期から20世紀初頭は産業革命による経済発展により、国民の生活が安定し豊かな精神文化が花開いた時代でした。小説、詩、絵画においても質量ともにイギリス史上類を見ないほど充実したものだったのです。そのような中、絵と言葉を融合し、互いの長所を引き出した絵本もエポックメイキングとして誕生していきました。当時の英国作家や画家たちが本に注入した創造の鼓動はきっと現代においてもさまざまなインスピレーションを少なからず与えてくれることでしょう!
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この展示会では、18世紀から20世紀にかけてのイギリスの児童書を中心とする当館の特別コレクション「イングラムコレクション」から、近代児童文学の黎明期にあたる19世紀の代表的な作品を中心に紹介し、現在に連なる児童文学の源流を探ります。
この展示会では、19世紀に生まれた多様なジャンルの作品約60点を展示し、近代イギリス児童文学の成立過程を辿るとともに、ヴィクトリア朝を彩った子どもの本の魅力を紹介します。想像力にあふれた「子どものための文学」が生まれたヴィクトリア朝の子どもの本の魅力をお楽しみください。(公式サイトより)
【開催概要】
主催 国立国会図書館 国際子ども図書館
開催期間 平成23年10月5日(水)~12月25日(日)
会期中の休館日 月曜日、祝日・休日、第3水曜日(資料整理休館日)
※イベント開催日(12/3(土)12時以降)も
展示会はご覧いただけません。
開催時間 午前9時30分〜午後5時
会場 国際子ども図書館 ホール〔3階〕 [MAP]
入場料 無料
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