2011年9月18日日曜日

音楽がとびっきり印象的な映画



音楽がとびっきり印象的な映画

 映画に音楽は付きものですが、意外に心に残る音楽を伴う名画は少ないものです。そこで今回は私が勝手に選んだ音楽が印象的な映画BEST10をお届けしたいと思います!選んだ結果を見ると、「我ながら古い映画ばかりになってしまった……」感は否めません。どうぞそのあたりはお許しを!しかし、自分なりにジャンルを決めてランキングをつけるのは結構楽しいものですね‼







【ウエストサイド物語】
ニューヨークの若者たちの抗争をテーマに気だるい雰囲気を独特のリズム、リアルな楽器構成で高いレベルでまとめあげた傑作。若者のエネルギーや躍動が画面いっぱいにほとばしる!バーンスタインの吸い込まれるような音楽の存在感とメッセージ性は天下一品!

【シェルブールの雨傘】
台詞はすべて歌で構成されているが、その歌がことごとく映像にはまっている。映像と音楽のデリカシーに満ちた表現が甘美な世界を表出する。

【マイ・フェア・レディ】
音楽が楽しい!夢のようなファンタジーとコミカルな要素も満載!レックス・ハリスンやヘップバーンの個性やキュートな魅力が存分に引き出されている。

【サウンド・オブ・ミュージック】
「エーデルワイス」「ドレミの歌」「すべての山に登れ」等、スタンダードな名曲揃い。ストーリーは誰もがご存知のとおりだが、やはりこれだけの名曲が揃っていることとジュリー・アンドリュースの歌心には酔わされる!

【道】
ニーノ・ロータ作曲の哀愁を帯びた「ジェルソミーナのテーマ」が胸に突き刺さる。特にラストでザンパノが夜の浜辺で泣き崩れるシーンは忘れられない名シーン。

【死刑台のエレべーター】
マイルス・デービスのクールで底光りのする音楽が緊迫した雰囲気や登場人物の心理状態を絶妙に盛り上げる!

【ロシュフォールの恋人たち】
「シェルブールの雨傘」に続くドゥミー、ルグランのコンビによるミュージカルの傑作。ルグランの音楽はさりげなくスタイリッシュでありながら、生気に溢れ場面の描き分けも見事!



【わが谷は緑なりき】
ジョン・フォードの演出が光る作品。劇中で炭鉱夫たちが歌う合唱は強い共感を呼び越すし、場面ごとの処理も素晴らしい!静かに深く心に沁み渡る映画。

【シンドラーのリスト】
こんなにも重いテーマを妥協なく描き切ったスピルバーグの才能とヴァイタリティにはただただ頭が下がる。その映画をさらに印象的にしてくれたのがジョン・ウィリアムス作曲のテーマ音楽。スターウォーズやスーパーマン等の元気系の音楽で知られる彼がこんなにもしみじみとした名曲を作るなんて……。

【ニューシネマパラダイス】
この映画は愛情がいっぱいつまっている。モリコーネの音楽は空気のような自然さと愛らしい優しさでこの映画に華を添えている。あるがままの素晴らしさを!



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