2017年5月31日水曜日

クラシック音楽の魅力と効用!?(1)









音質・音色・音量の
トーンとレベルが実に多彩

昔からクラシック音楽は他の音楽ジャンルに比べて、「心の健康にいい」、「胎内教育にいい」とかいろいろな効果がまことしやかに伝えられてきました。でも実際のところ、それはどうなのか…!? 何の根拠があってそんなことが言われているのか等々、不思議に思われる方も多いと思います。
そこで、今回は「クラシック音楽の魅力と効果!?」と題して、私の持論をお話しできればと思います!

まず、一つ言えるのはクラシック音楽は他ジャンルの音楽に比べると、「音域の幅が広い」ということです。音量も聞こえるか聞こえないかというレベルで奏でられる最弱音のピアニッシモから大音量で圧倒するフォルテ・フォルティッシモまで音質・音色・音量のトーンとレベルが実に多彩なのです。

一つの例をあげてみましょう。そこそこの音質のヘッドホンでロックやポップスを聴くと大抵の場合は満足できるのですが、クラシックの場合は必ずしもそうとは限りません。
結局、それは様々な性質の音域をどうやって魅力的な音として拾えるかどうかにかかってくるからなのです。繊細な音が単に弱く聴こえるだけではほとんどのクラシックファンは納得できないでしょう……。


感性を刺激し、
心を啓発する音楽

また、「感性を刺激する」ことも大きいと思われます。
たとえば交響曲、管弦楽曲の場合、主旋律やリズムだけでなく、音が幾重にも積み重ねられたり、テンポの変化や間のとり方次第で高揚感や悲哀な感情が生み出されたりします。この複合的な要素が、聴く人の精神的な側面にアプローチし、心に響いたり、共鳴するようになるのです。

とにかくクラシック音楽は、音の一つ一つや全体の構成に様々なメッセージが込められている場合がほとんどですから、眠っていた記憶が甦ったり、情景が心に浮かんできたりしやすいのです。

確かにクラシック音楽を聴くと、あらゆるイメージや発想のヒントが無意識のうちに湧いてきたりします。もちろん、それは聴く側の状況によって変化するのですが、気持ちが高まったり、得もいえぬ癒やしを感じたり、心の深い部分で共鳴するのは、知情意が充足し、創造力が高まっているからなのでしょう。

かつて漫画家の手塚治虫さんが創作に没頭するときに、必ずと言っていいほどクラシックを聴いていたというエピソードもうなずけるような気がします。(次回へ……)

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